YIELD FLOOR · トップ 05 の詳しい版
ドルを貸す人には、SOFR + 信用スプレッドという金利の床がある。XRP の枚数を増やしたい貸し手は、もっと低い金利でも貸せる。借りた XRP は返す分と相殺されて値動きリスクがないので、その低い金利が待機在庫の原価になり得る(サイト仮説)。ただし採用を決めるのは総コスト。成熟すると XRP にも期間ごとの金利が並び、価格への道はその金利を通る。
ドルを貸す人は SOFR(3.88%)より下では貸さない。XRP を貸す人が比べるのは0%(寝かせたまま)。この差が待機在庫の原価を下げ得るが、選ばれるのは総コストで基準を割ったときだけ。
SOFR は FRED(2026.09.24)· 上乗せと XRP 建ての床の高さは説明用の例 · 130/110/90 対 100 はトップ 04 と同じ例 · 低い XRP 建て金利が原価になる読みはサイト仮説
ドルを貸す人は、どこより下では貸さないのか。
ドルの貸し手にはほぼ安全に SOFR がもらえる置き場がある。MM に貸すなら、その上に信用と手間の分を乗せる。だから下がらない。
SOFR:FRED(2026.09.24 に 3.88%)· 信用スプレッドは一般の仕組み · 上乗せの高さは説明用の例
RLUSD は1ドルに戻せる。戻せば SOFR が取れるので、RLUSD を貸す金利もドルの床に引っぱられる。
RLUSD(準備資産で裏づけ・1:1 で償還)· 交換できる資産どうしの金利がそろうのは一般の仕組み
物差しが違えば、床の高さも違う。ただし採用を決めるのは総コスト。
XRP の貸し手が比べる相手は0%。低い金利でも、貸せば枚数は増える(サイト仮説)。
SOFR:FRED(2026.09.24)· XRP に持つだけで増える利回りがないのは台帳の仕組み(PoS ではない)· 貸し手の読みはサイト仮説
Evernorth は1株あたりの XRP を増やすことを目的に掲げ、XRPL の貸出を柱に据える。この物差しなら、ドル並みの金利でなくても貸す理由がある。
Evernorth:SEC Exhibit 99.2(2025.10.20)· Form 425(2026.01.29)· 保有は2025年末 · 100万XRP・1%・3% は説明用の例
借りた XRP は持っている分と返す分が相殺され、待つあいだの値動きリスクがない。待機在庫の原価は XRP 建ての金利になる(サイト仮説)。
帳簿の相殺は一般の仕組み(トップ 05・06・28)· ボラは貸し手の側に残る · 高さは説明用の例
低い金利が効くのは借入と待機だけ。スプレッドとヘッジは残るので、基準 100 を割るのは安く貸され、使い回したとき。
数値は説明用の例(トップ 04 と同じ 130→110→90 対 100)· 詳しくは記事「XRPはなぜ、MM・PBの最安在庫になり得るのか」
借りた XRP のリスクは、どこに、どれだけ残るのか。
借りているあいだは差 0。リスクは換えてから買い戻すまでの窓だけで、先物を買ってふさぐか、すぐ買い戻す。
流れはトップ 09 と同じ(仕組み)· CME の XRP 先物は 2025.05.18 に初取引(清算は Hidden Road=現 Ripple Prime)· 100・円・ドルは説明用の例
PB の信用枠の中で借りる・換える・買い戻すを繰り返せば、台帳や銀行で動かすのは最後の差額だけ(サイト仮説)。
Ripple Prime のクロスマージン・融資(Ripple 公表)· 枠の中で回して差額だけ精算する運用はサイト仮説(トップ 09)· 数値は説明用の例
道具(貸す・ふさぐ・枠)は確認済み。それが Δ の用意に回っているかは未確認。
Ripple(Q1 2018 · Prime · 借入枠 2026.05.11 · Lending 2026.06)· CME(2025.05.20)
ドルは量を足して応える。XRP は足せないので、金利で応える。
期間ロックの Vault ができると、XRP にも1週・1か月・3か月の金利が並ぶ。それが「その期間預ければ最低これだけ」という床になる(サイト仮説)。
XLS-65(Single Asset Vault)・XLS-66(Lending Protocol):xrpl.org · 期間ロック型 Vault:xrpld 3.4.0(2026.09.16)の改正案 LendingProtocolV1_1 · Evernorth:SEC · 期間と高さは説明用の例
有効化には 28/35 が2週間続くことが要る。期間ロック型は、その上に乗る新しい改正案。
XRPL Known Amendments(XRPSCAN 2026.09.25)· Amendments(80%超を2週間)· xrpld 3.4.0(xrpl.org 2026.09.16)
借り手が増えると XRP の金利は上がり、寝ている XRP を呼び出す。ドル・RLUSD と同じ値段まで来ると乗り換えられて頭打ちになる(サイト仮説)。
XRP の総量は1,000億枚で固定(Ripple)· 値段で応える・乗り換えで止まる、はサイト仮説(トップ 11 の2枚目)· 線の形は説明用の例
使われれば買われる、とは限らない。では何が価格につながるのか。
MM は買わずに借り、ヘッジし、同じ XRP を何度も回す。価格につながるのは、金利が「持つ理由」になる道(サイト仮説)。
借りて回す在庫は新しい買い注文にならない(仕組み、トップ 25・26)· 金利を通る道はサイト仮説 · 0.5%・3% は説明用の例
ロックは売られにくくし、借りた XRP の売りは実質の供給を増やす。どちらが勝つかは、借りた人の使い方次第。
エスクローの解放枠 毎月最大10億XRP(Ripple 公表)· 力の向きと勝ち負けはサイト仮説 · 価格の予想ではない
確認済み=一次資料で確かめた数字・日付。仕組み=条件がそろえば成り立つ一般の仕組み。サイト仮説=公開情報をつないだこのサイトの読み。未確認=事実として確かめるべきだが、公開資料にない。模式図=数値は説明用の例。 2026.09.27 時点。2026.07.25 版(MM の総コストと XRP トレジャリーを中心にした版)を、トップ Ver3 の背骨に合わせて作り直した。旧版の SOFR(3.61%)は 2026.09.24 の 3.88% に置き換えた。
投資助言ではありません。暗号資産には元本割れ・規制変更・流動性枯渇などのリスクがあります。
WHERE THIS ARTICLE SITS